ストックホルム Stockholm
街も人も、流れる時間が都会的。王国ならではの歴史に触れながら「新しい感覚」に出逢える、北欧最大の都市。
次なる〝歴史〟を感じる場所といえばガムラスタン。旧市街です。ストックホルム宮殿へと繋がる橋を渡ると、それまでとはまるで違う世界が広がります。レンガ造りで迷路のように細い道、ひしめき合う小さなお店の数々。東京でいうと、古い建物がそのまま活用されている下町のような感覚でしょうか。
|
中心地の一角にギャラリーを構えている日本人の方がいました。なんと、こぎん刺しで有名な山梨幹子さんでした!日本とスウェーデンの橋渡しとして長く活躍されており、東京でも、北欧の手工芸を体験できる「ヤマナシ・ヘムスロイド」というショップ&ギャラリーを経営しています。突然の訪問にも快く対応してくださり、深いお話をたくさん聞くことができました。
山梨さん、ありがとうございました! |
ガムラスタンでどうしても行きたかったレストランが「AIFUR」です。700年以上、同じレシピを守り抜いているらしい老舗中の老舗。ほの暗い階段を降りると、洞窟のような空間がどどんと広がっており、陽気なお兄さんが「日本から来たYURIとNORIKOだ!」と客席全員に向かって紹介してくれます(笑)
Nordiska Museetでも見かけたお酒、mjöd(英語:mead/日本語:蜂蜜酒)を飲みました。昔々に中国から伝わり、カードゲームをしながら嗜むお酒として富裕層に急速に流行ったそうです。蜂蜜そのものを発酵させたミードは、度数も3%程で低く、口当たりも優しいお酒。ほっといたらグイグイいってしまいますね。それと一緒に鹿ローストやマジパン入りのパンケーキなどをいただきました。満ち足りた夕食でした!
続いてスウェーデンのスタイリッシュスポット。ストックホルムを代表するコーヒー屋さん『johan&nyström』をご紹介します。伺ったのはソーデルマルム地区にある店舗。
|
|
フェスで毎年ご紹介している北欧紅茶。その本家本元『Tea Centre of Stockholm』を訪ねました。お店自体は小さなお店で、扉を開けた瞬間、溢れんばかりのお茶の香りに包まれ、所狭しと世界中のお茶が並んでいます。店員のリンさんは茶道の勉強のため日本に留学した経験があり、上手な日本語で対応してくれました。リンさん情報によると、実はストックホルムには立派な茶室があるそうで、次回ぜひ見てみたい!と思いました。
|
織物文化の街、ストックホルムで個性的なアートに出逢えるギャラリー『Handarbetets Vänner』こちらはスカンセン野外博物館の目の前にあります。フィンランドのTAITOショップに似ていて、国内産の織物・編み物用品が揃っています。奥がギャラリーになっていて、この日は日本の絞り技術み魅せられた16人のアーティスト展が開催されていました。絞りを利用して、スウェーデンの雪景色を表現したというミアさん。様々な〝白〟を折り重ねて繊細な作品を展示していらっしゃいました。日本の伝統技術と北欧アーティストのコラボレーション、素敵なエキシビションですね!
我々スタッフもどっさり買い込んだショップをご紹介。市内には中央駅近くと旧市街に2店舗ある「iris hantverk:」スウェディッシュセンスあふれる雑貨がいっぱいのお店です。オリジナル生地を使った布製品や、ハンドメイドのブラシ類など、自分用にもお土産用にもおすすめ。とりわけ、Made in Sweden のアイテムが多いのもポイント高め。場所も駅近でわかりやすいので、ぜひ寄ってみてください。
iris hantverk Kungsgatan 55, 111 22 Stockholm |